Productカスタム・オプション

環境に合わせて

実験動物の飼育スタイルは、試験条件等によって施設ごとに異なります。そのためロボラックは受注生産方式をとっています。
基本仕様のロボラックに、

ご使用環境に合わせたオリジナルの仕様変更を施すカスタマイズ
必要な機能を加えられる多数のオプション

をご用意しています。
弊社ジーリンクスは、機構・電気・ソフトウェアの多岐にわたる開発体制を保有しており、 独自研究のニーズに寄り添うスペックアップに担当者様と共に取り組み、研究環境にフィットした飼育システムを構築してまいります。

飼育棚の増設

もっとケージを増やしたい

一度にたくさんのマウスを飼育したい

効率的に同じ環境で飼育したい

飼育棚数の変更が可能

ロボラック40ケージ
標準仕様 40ケージ
ロボラック80ケージ

カスタム 80ケージ

ロボラック120ケージ

カスタム 120ケージ

ロボラックの標準仕様は40ケージですが、お客様の飼育環境に応じて飼育棚を増設または縮小することが可能です。設置スペースが許される限り、かなり自由に増設できます。
飼育棚数の変更はシンプルな構造のため費用対効果も高くお薦めです。
飼育ケージが増えると交換作業に時間が掛かりますが、数量が多くなっても予約機能で作業日を分散させる等で対応が可能となります。

簡易クリーンルームの付設

外部に臭いが漏れませんか

清潔を保ちたい

室内を安心できる環境にしたい

簡易クリーンルーム

ロボラック簡易クリーンルームの付設

装置がBOX状に覆われた構造となっており、これを利用して吸気部分と排気部分にHEPAフィルターを装着して簡易局所クリーンルーム化することが可能です。
排気/吸気ファンの出力や搭載ユニットもお客様の御要望に応じて自由に構成可能です。

遠隔で監視・操作。内蔵カメラ

装置全体の運行状況を知りたい

ケージ交換前後を把握したい

マウスの様子を写真で見られますか?

2台のカメラ

ロボラック外付け・内蔵カメラ

ロボラックを遠隔で監視・操作するために2台のカメラを設置することができます。

装置監視用外付けカメラ

装置上部から外付けされたアームの先にカメラを取り付け、装置全体の動きを把握します。正常に運転しているか、止まってしまった場合はどこが原因か、など、全体から視覚的に状況を判断できます。
アームの可動部はねじ式レバーで固定しており、搬入やメンテナンス時には折りたたむことが可能です。

内蔵カメラ

装置内の右下部分(※基本仕様の場合)に内蔵カメラと撮影台を設置します。撮影したいケージを撮影台に移動させ、最低限の光源をあてて撮影します。

ケージ交換前後の撮影

ケージ交換前のケージ内・交換後のケージ内の様子を撮影することで、ケージ交換が正常に行われたかどうか、またその際のマウスの様子を把握することが可能です。

それ以外の撮影タイミング

ケージ交換の時間帯以外でも、任意の時間に設定したタイミングや遠隔操作で随時撮影することができます。

撮影内容の保存と閲覧

写真は付随のPCに転送されますが、保存先の指定(PC本体・メディア・クラウドなどのご指定の保存先)や、外部からの写真閲覧もネットワークを組むなどすることで可能になります。

遠隔で監視・操作。内蔵カメラ

外出先から操作したい

休日がほしい!

マウスの様子をチェックしたい

遠隔で監視・操作

ロボラック遠隔で監視・操作。内蔵カメラ

ロボラックにオプション03のカメラを設置しデバイスにアプリケーションを設定することで、操作パネルを通してケージ交換を予約するなど、外出先からの遠隔操作が可能になります。
※ケージや蓋の収納や、えさや敷材のタンクへの補充は、現場でお客様が⾏ってください。

異常時には

遠隔で弊社もいっしょに発生箇所を確認しケージを取り除く方法を適切に指⽰したり、ロボラックをお客様の代わりにリモート操作することで、早期復旧に向けて⽀援します。
(サポート・プランのご紹介)

照明調整

照明を設置して観察しやすくしたい

ON/OFFを設定したい

均一に照射したい!

照明調整

ロボラック照明調整

飼育棚上部に照明を取り付けることができます。
飼育環境を均一にするために各棚段にLED照明を搭載することも可能です。ライティング時間を設定し自動でON-OFFを行う回路も製作可能です。

給水システム関連

設置場所に水道がありません

飲料水質を管理したい

給水ルートを自身で調節したい

給水システム関連

ロボラック給水システムのオプション付設

給水系統はマウスの口に触れるため飼育環境に影響が出る部分です。そのため自動給水システムには様々なオプションを用意しています。

(配管レイアウト変更)

標準仕様では図Aのような直列配管ですが、条件に応じて棚ごとに並列配管などに変更可能です。配管はワンタッチ構造のため、お客様でも組替え作業が可能です。複雑な試験条件に合わせて水の通水ルートを変更できます。

(給水源タンク化仕様)

自動給水のための水源が用意できない施設の場合等に、給水源をタンク化することが可能です。(図B)
40ケージの場合10Lタンクを目安とします。オートクレーブ可能なタンクから圧電ポンプ(100V電源)で給水します。タンク化することにより水質の管理がラックごとに可能になります。(カスタム07へ)
添加する薬剤があれば、条件に合わせてポンプ材質も数パターン用意しています。

(異物をガードするバルブ)

異物をガードするシールド付き給水バルブ

極めて稀なケースですが、マウスが給水バルブに異物を詰めることで漏水が発生する事例があります。異物をガードするシールドのついた給水バルブを装備することも可能です。

(自動フラッシング装置)

異物をガードするシールド付き給水バルブ

衛生的にご使用いただくために定期的な給水配管のフラッシング(通水)作業をすることをお薦めしています。このフラッシングを一定の時間で自動的に行う自動フラッシング装置の搭載も可能です。
自動フラッシング制御盤でタイマーをセットし、給水減圧装置に付帯しているフラッシングバルブを動作させフラッシングを実行します。
この給水減圧装置も各種フィルターユニットや水処理装置の組み合わせなど様々な仕様をご用意しています。

飲料別供給機能

複数の種類の飲料を与えたい

3つ以上のグループごとに変えたい

薬を投与するグループを作りたい

飲料別供給機能

ロボラック飲料別供給機能

配管の組換えが容易のため給水元を各棚ごとタンク化して、それぞれに給水が可能です。薬品を飲用水に添加するなどしてタンクで隔離して送水する構成です。
この場合電動ポンプおよび空圧ポンプを構成します。圧電ポンプは100V電源で動作します。
添加する薬剤があれば、条件に合わせてポンプ材質も数パターン用意しております。

※この場合もフラッシング装置と組み合わせることは可能ですが、フラッシング量はポンプの性能に依存します。

UPS搭載(無停電電源装置)

複数の種類の飲料を与えたい

3つ以上のグループごとに変えたい

薬を投与するグループを作りたい

UPS搭載(無停電電源装置)

UPS搭載(無停電電源装置)

動作中に停電した場合、補助電源としてUPS(停電や瞬時電圧低下など電源障害が発生した場合にも蓄電しておいたエネルギーを代替電源として電力を供給する装置)を搭載することで一時的な電源を確保し、問題のない状態まで安全に機器を動作させることができます。

お問合せ

WEB

電話

053-401-08828:30~17:00(土日祝日除く)
\「ロボラックの件」とお伝えください/


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